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時代小説、小説家について [藤沢周平]

クラエコです。

今まで読んだ数々の時代小説の小説家ごとに私の感想を
つづっていきます。

私が好きな小説家のNO1は藤沢周平さんです。

何本も映画化され、NHkでも時代劇として放映されましたが、
やはり小説を読むのが最高です。

もう亡くなられて新作を読めないのが非常に残念です。

好きになったのは「用心棒日月抄」がきっかけでした。

「用心棒日月抄」→「孤剣」→「刺客」→「凶刃」と4冊の
本が連作として出ました。

何度も繰り返し読みました。
NHKでも放映されました。

「よろずや平四朗活人剣」もおもしろいですよ!
上下2巻になっています。

読んで一番思うのは、主人公の相手の女性の何と
「いい女だな」と思わせるところでしょう。

用心棒日月抄では、1作目は最後の最後で、それも
敵役のような形で登場するのですが、2作目以降
助け合う中で、なるほどと納得する形で結ばれます。

しかし、国許にはこれまたややこしい関係のいいなずけ
がいて・・・・

よろずや平四朗活人剣でも、元いいなずけで借金のかたに
嫁入りした相手を、最後は取り戻すのですが、その間の
いいなずけの葛藤も納得いくところです。

障害がある愛の形は、作者の得意とするところでしょう!

短編では様々な秘剣が出てきて、飽きさせません。

かと思うと、「上杉鷹山」を題材にした小説も書いています。

山形出身であることと無縁ではないでしょう。

上杉鷹山はいつか、尊敬できる日本人として紹介したい人です。
ジョン・F・ケネディーが、日本人で尊敬できる人を上げるとしたら
よの問いに上杉鷹山と答えた人です。

話が逸れましたが、藤沢さんの初期は暗い感じもありますが、
途中からユーモアがにじみでる小説になっています。

是非一度読んでみて下さい。

藤沢周平さんの本
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