SSブログ

大阪市長選・府知事選に思うこと

クラエコです。
久しく更新していませんでしたが、今回の大阪市長選・府知事選結果に興味津々でした。
大阪100年戦争という言葉は寡聞にして知りませんでしたが、2重行政による
無駄がかくも長期間見過ごされていたことにびっくりでした。

そしてはっきり申し上げて、維新の会=橋下徹氏がここまで勢いを持続しているのか、とびっくりした。
というのが素直な感想です。

私は大阪人ではないが(九州人です)、橋下氏の記事を欠かさず読み、見てきて
タブーを設けることなしに難問に立ち向かう姿勢に感心してきた経緯があります。

正に旧来の政治家が義理・しがらみに縛られて、「やあやあなあなあ」で問題解決
をしなかったところに敢然と立ち向かう姿勢には共感さえ覚えました。

そして今回、行政制度まで踏み込んだわけです。
彼の頭の中は分かりませんが、大阪を東京と共に日本の2つのエンジンまで高めよう
との最終目標があるんだと思います。

その目標を最短距離で実現するのが大阪都構想であり、大阪都構想を進めるためには
邪魔をする平松氏を市長の座から引き摺り下ろし、構想実現を推進する人間に代わって
もらうことだったのでしょう。(もちろん府知事も同様ですが)

それを実現するために。自ら知事を辞任して市長選に転じたことはびっくりしましたが
考えてみれば当たり前の落としどころだったわけです。

平松前市長の業績はよく知りませんが、途中まで2重行政の解消に橋下氏と共に
汗を流していたのに、水道事業の一元化のあたりから付いていけなくなったようですね。

橋下氏のスピードについていけず、2重行政解消に消極的に見えました。
橋下氏を独裁という言葉で全てを切って捨てようとしたようですが、
やはり現在は改善では追いつかないと思います。

政治家・官僚の皆さんは精一杯改善していると仰るのでしょうが、やはり現在の経済状況
等を考えても、危機感に乏しく(既得権を守ること以外)一般の国民感情を理解するに
乏しいですね。

どんな組織であれ例外なく無駄に切り込み、不必要であれば無くす、非常にドラスティック
とは思いますが、それを放置して、天下りや外郭団体などでお手盛りをやってきた
行政機関がまず襟を正すことなしに、新たな制度を作っても国民は付いていかなくなった
のだと猛省をすべきです。

そこにきちっと切り込んだのが、橋下氏と維新の会でしょう。
今後、非常に大きなテーマですので、実現には紆余曲折があることは自明の理ですが
、くれぐれも今後の活動で出てくる義理やしがらみに押し流されることなく、
一直線に公約実現にまい進してほしいと思います。

国民が一番嫌うのは、既得権益や無駄なんですから!
そして、ぜひ大阪を活性化してください。

地方に波及するには時間を要すると思いますが、必ず地方地方で立ち上がる人が出てくるでしょう。

地方の問題だから国は見守っている、国政には影響はない、
なんてぬるいことを言っている政治家がいましたが
国のリーダーシップや既成政党がぬるいから地方が待ちきれずに立ち上がっているんだと考える
べきでしょう。

総論賛成、各論反対で先に進まなくなるでしょうが、辛抱しながら突き進んでください。

応援しています。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

金の重箱におせち料理=1890万円|- ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。